こんにちは。江東区石島にあります江東プラス歯科・矯正歯科の竹下 昌完です。
前回に引き続き子供の歯に関してお話させていただきます。
実は私の娘は6月に入院していました。
入院する少し前から、両足の足首に内出血が出ていたのですが、もっと小さい頃からよく足首をひっかく癖があり、小児科の先生から軟膏をもらっては治りをくりかえしていたので、今回もいずれ治るだろうと様子を見ていました。
しかし、治るどころか首の周辺まで内出血が広がってきていたので妻と相談し、かかりつけの小児科の先生に診てもらうことにしました。
私は自分の医院の診療がありましたので、大したことないだろうと思っていましたが、お昼休みに私の携帯に妻から電話がありました。
「おまんじゅうちゃんが入院することになった」
これは意外でした。今回も軟膏か何かをもらって様子を見ることになると思っていたのですが、いきなり入院することになるとは。。
よく話を聞いてみると特発性血小板減少性紫斑病(ITP)という病気の可能性が一番高いとのことです。
血小板は血液の中の成分の一つで怪我などをした時に出血を止める役割をするものです。骨髄で産生され、約10日間程すると役目を終え、脾臓で処理されます。
この血小板の数値は正常値は15万〜35万/μlなのですが、この時のおまんじゅうちゃんの血小板値は8000でした。このままだと出血のリスクが高く、危険なため、すぐに入院して治療が始まりました。
次回に続きます。